相続放棄の流れは次のようになっています。
■家庭裁判所に書類提出
相続放棄をする際には、放棄しようとしていることを家庭裁判所に申述する必要があります(同法938条)。相続放棄申述書、被相続人の死亡記載のある戸籍謄本、申述人(相続放棄しようとしている相続人)の戸籍謄本等を家庭裁判所に提出し、申し立てます。
■家庭裁判所からの質問書を返送
家庭裁判所から、相続放棄が本人の意思に基づくものかどうか、相続放棄の理由等を確認する旨の質問書が届くので、回答を記入した上で、返送します。
■相続放棄受理通知が届く
返送後、家庭裁判所から相続放棄受理通知書が届き、相続放棄が完了したことになります。
ただし、この手続きは被相続人が亡くなったこと・それによって自分が相続人になったということを知った時から3か月以内に行わなければならず、その期間を過ぎている場合には、伸長するための手続きをとる必要があります。
新大塚法律事務所では、豊島区、練馬区、板橋区、文京区を中心に、東京都、神奈川県、埼玉県の相続、交通事故、離婚、不動産トラブルのご相談を承っております。
知的財産、海外案件、ハーグ条約関連のものを除く、法律相談全般を承っておりますので、お困りの際は、当事務所までお気軽にご相談ください。
相続放棄の流れ
鈴木弁護士相談サイト(新大塚法律事務所)が提供する基礎知識
-
婚姻費用分担請求
「離婚に向けて話し合いを開始したものの、相手が話し合いに応じてくれない」 このようなお悩みは、実に多く...
-
人身事故
交通事故の際、物損事故として処理されるか、人身事故により処理されるかで、結果が大きく異なることとなりま...
-
騒音・振動
アパートやマンションなど見知らぬ人と壁一枚を隔てて生活している以上、どうしても振動や騒音問題が生じる可...
-
財産分与
「離婚後の生活が金銭的に成り立つか不安だ」 「結婚する前の財産は離婚することでどうなってしまうのか知り...
-
代襲相続
相続人となるべき子または兄弟姉妹が一定の事由により相続権を失った場合には、その者の子が、その者の受ける...
-
任意売却
もし、住宅ローンの支払いが出来なくなった場合には、銀行などの金融機関は担保となっている住宅を強制的に売...
-
相続のための事前準備
相続のための事前準備としては、以下の4つが挙げられます。 ■法定相続人の確認 遺産分割協議にあたって...
-
遺産分割協議書を作成する
遺産分割協議書とは、共同相続人全員の遺産分割協議により相続財産の分割方法が決定した際に、その内容を書類...
-
逸失利益とは|計算方法や押さえておくべきポイントなど
■逸失利益とは 逸失利益とは、交通事故にあわなければ得られたであろう利益のことをいいます。具体的には、...
よく検索されるキーワード
-
不動産トラブルに関するキーワード